1949年、音楽教師マチューは「池の底」という名の寄宿舎に赴任する。この学校には、親をなくした子供や素行の問題で親元を離れた子供たちが集団生活をしていた。子供たちに本来の純粋さや素直さを取り戻してもらおうと、マチューは合唱団を結成し、歌う喜びを教えていく。最初は面白半分だった子供たちも、徐々に歌うことの素晴らしさ、楽しさに目覚めていく。そんなある日、マチューは誰もいないはずの教室から美しい歌声を耳にする。それは学校一の問題児、ピエールだった・・・。
とにかくジャン=バティスト・モニエの歌声がいいっ!!
いやっ、合唱自体もすっごくいいんだけどねっ!!
内容的にはありふれてるような作品なんですけど、この作品はとにかく音楽が違うっ!!そこがこの作品の大きなポイントになってくると思う。
とにかくありふれてる内容でも充分楽しめるほどに音楽がこの作品を支えていると思う。とにかくいいんです!!
これで音楽自体も並程度でしたらこの作品はそこまで人気出なかったと思うし、多くの人は興味を持たなかったと思うんですよ。
でもこの作品はもの凄く音楽が生かされてる。
確かに音楽教師が生徒達を変えていくっていう内容だからそれなりに音楽が生かせれていないと困りもんって言えばそうなってしまうんですけどね。
でもねー、CMとかで聞かれた方もいるとは思うんですけど、ソプラニストのジャン(以下省略)の歌声がもの凄くこの作品にあってるんですよ。
やっぱりソプラニストは違うね。
ラストは、そりゃ〜、シナリオの方自体もいいんだけど、やっぱりBGMで流れる音楽が自然と涙を誘うんだよね。
でもね〜、ラストで惜しいのが、音楽教師が手紙を全部拾わないところっ!!
確かに今までの行動でも完璧に生徒達を愛してるってわけでもないし、音楽教師の行動を見てて「アレ…?」っと思う点があるところから行くと、あの手紙を全部拾わない行動も納得できると言えばそうなんですけどね。
でも個人的にはあのシチュエーションなら全部の手紙を拾って大事に持って行った方がより一層良かったですね。
でもこの作品は見て損は無いと思います!!
サントラもオススメですよ☆
どうして今までこの作品紹介してなかったんだ自分っ!!
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