ラヴェンダーの咲く庭で
2006年8月17日 映画幅広い層の女性を虜にした、美しくも儚い大人のラブストーリー。海辺に流れ着いた記憶喪失の青年が、ヴァイオリンを手にすると忽ち、甘く切ない音色を奏でる…。グラミー賞受賞のヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルが作品を盛り上げる。出演はジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュールほか。
やっと!!やっとレンタルすることができました〜!!
でもこの作品は予告の仕方が上手なんだね。思ってたほどではなかったかも…。
あっ、だからと言って見ごたえが無いってわけじゃないですよ!
だって姉妹役ではジュディ・デンチ、マギー・スミスですよっ!?
もう、演技に関して言えば流石っ!!!!って感じですね。
ジュディ・デンチは叶わない恋だと分かっていても恋心をとめる事が出来ない女性の切ない演技を見事に演じてますし、マギー・スミスはそんな妹の心を心配する姉を見事に演じています。
謎の青年の役もダニエル・ブルーリュが上手く演じていますし。
俳優に関して言えば文句ないですね。
ただですね…。話の進め方がちょっとなぁ…。
別に内容自体も悪くないし、はっきり言ってこういった内容嫌いじゃないんですよ。
でもちょっと青年が老姉妹に対して冷たかったというか…。う〜ん…、冷たいっていう表現じゃあまり適切ではないんですけど。
なんて言うか、行動一つ一つを見ても若者の行動と老人との行動と別れてるんですよ。
確かに老人と若者が出てるんだからそういった行動になるのは分かってるんですけど、ちょっと妹が切なすぎるというか…。
若者の自分の欲望に忠実に行動しすぎるがために老姉妹(とくに妹)をを傷つけていることにすぐに気付かないというか。
そして老姉妹のほうも青年の事を考えると、自分達の行動はいけないことなんだとわかっていても手放したくない一心でつい考えとは反対の行動を取ってしまったり。
でも最終的には老姉妹が青年の事を尊重すると言うか…。
日本語が上手く話せなくてすみません…。
ラストまで見て思ったのが、流石大人だなってことですかね。
これが若い姉妹だったのならこういったラストは有り得ないですからね。
そういった点を考えてもこの姉妹の設定は老姉妹でないとだめだったんだなぁって思います。
私の感想(?)見てると面白いのかも面白くないのかもわかりませんけど、ストーリーは素敵な話ですので興味を持たれた方は是非見てみてください。
音楽が素敵ですよ。
コメント